新天地ボランティア団、人をつなぐ時間――大田・忠清の日々


Posted February 3, 2026 by Shapherose

5,067人が生み出した動き ボランティア団と1万69人の人生の接点 生活の現場に刻まれた記録を振り替えてみる

 
数字は冷たい。しかし、その数字が行き交った場所には温もりが残る。2025年の一年間、大田と忠清各地で続けられた新天地ボランティア団・大田忠清連合会の活動は、統計よりも先に、生活の一場面として記憶されている。ボランティア参加者は5,067人、支援の手が届いた受益者は1万69人と集計された。

活動の舞台は特定の地域にとどまらなかった。大田、清州、天安、牙山、公州、鶏龍、瑞山、論山など忠清圏全域で、高齢者や脆弱層、障がい者、環境の現場を行き来しながらボランティアが続けられた。一度きりの訪問ではなく、反復と蓄積を前提とした取り組みが、生活圏の各所に浸透していった。

高齢者を対象としたプログラムは、関係づくりに重点を置いている。シルバープログラム「百歳万歳」は、対話と相談を中心に、日常の困りごとを共に解決していく仕組みだ。「ピンク包み」は、専門の栄養士が構成した家庭料理の弁当を届け、食事支援と情緒的な交流を同時に行う。食卓から始まった会話は、安否確認へ、そして信頼へと広がっていった。

障がい者と非障がい者をつなぐ活動も継続的に行われた。「小指」は社会参加を支援するサポーターズ活動で、同行と支援を通じて日常の幅を広げる。「多々益善」は観葉植物を媒介に、世代や階層を結びつける。鉢植えを共に世話する過程で、関係が自然に育まれていく。

環境と共生の分野も重要な柱である。「自然よ、青々と」は、湿地の保全、文化財周辺の整備、災害復旧、不法投棄地域への花道造成など、現場中心の環境活動で構成された。「善い消費・善い寄付」は、地域の小規模事業者と協約を結び、収益の一部を地域に還元する方式で運営された。多くの人が利用する施設を対象とした防疫活動も、定期的な日程に含まれている。

2015年から続く「孝行祭り」は、今年で10周年を迎えた。大田市西区の龍門洞と炭坊洞の高齢者を招き、食事を共にするこの行事は、毎年5月の「家庭の月」に継続して開催される予定だ。祝賀の形式を借りてはいるが、中心にあるのは常に高齢者の日常である。

このほかにも、「国を愛し平和を分かち合う」「訪問型健康ドクター」「塀の物語」「隣人愛・練炭ボランティア」など、多様な企画活動が年間を通じて続けられた。分野を問わず生活の現場に寄り添い、福祉の隙間と共同体のつながりを同時に扱ってきた。

新天地ボランティア団・大田忠清連合会の2025年の記録は、成果の列挙よりも、過程の密度を物語っている。数字は結果を語るが、その中には人と人が向き合った時間が、幾重にも積み重なっている。
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Issued By Shapherose
Country Korea, Republic of
Categories Religion , Society
Last Updated February 3, 2026